リップル(XRP)の特徴や購入方法について
仮想通貨は何種類もありますが、2017年5月の時点で2位となっているのが、リップル(XRP)です。
仮想通貨とは、国の中央銀行が発行する従来型の通貨と異なり、恣意的に発行量を決める主体がないのが特徴です。
コンピューターネットワークというシステムによって、価値がある程度担保されるものであり、従来型の通貨と同様、暴騰したり暴落したりします。リップル(XRP)は、そうした仮想通貨のひとつです。
この仮想通貨は、国際的な決済の利便性を高める目的で用いられるようになりました。国によって通貨は異なりますから、国際的な決済、送金をする場合は、両替などが必要になります。
ドルを基準にしてやり取りすることも可能ですが、仲介用の通貨を特別につくって、決済手続きを楽にしようということになり、最近になって、リップルという決済システムが構築され使われるようになりました。
そのリップルという決済システムで使われる仲介通貨が、リップル(XRP)です。
購入する際には、CoinCheckやMr. Ripple、東京JPY発行所およびbitbank.ccといった取引所を利用します。
世界中の銀行で仮想通貨「リップル(XRP)」が採用される理由
世界中の銀行で、仮想通貨「リップル(XRP)」が採用されるのは、グローバル化がますます進み、国際的な送金や金融取引、投資がますます盛んになっているからです。
各国で通貨は異なりますから、国際的な決済をする場合は、両替がその都度必要になり、それを従来通りの方法でおこなっていたのでは、手数も手数料も膨大になっていくだけです。
国際的な決済をもっと楽に安価におこなう方法はないかということで、仲介用の通貨を使うことが考案されました。
仮想通貨というものが市民権を得る前にはできなかったことですが、仮想通貨が通貨として通用することが明らかとなったことで、金融機関でもこのシステムを採用しやすくなっています。
仲介用の通貨を世界中の金融機関が通貨として認めれば、通貨として流通していきます。その点において、国の中央銀行が発行する通貨と似た面があります。
仮想通貨が通貨として流通している現在、仲介用通貨として誕生したリップル(XRP)も、仮想通貨として取引されるようになっています。
リップル(XRP)の価格は、従来型の通貨と同様、変動します。
世界の重大ニュースなどの発表のたびに影響されるのも、従来型と変わらないでしょう。
ただ、決済手数料は安く抑えられるようになります。